キャリアコンサルタントの資格を取ろうと決めたとき、最初にぶつかるのが「養成講座がたくさんあって、どこを選べばいいのか分からない」という壁ではないでしょうか。
受講料は約29万〜44万円。決して安い買い物ではないので、私もスクール選びにはずいぶん悩みました。
この記事では、主要な養成講座8社の費用と特徴を比較しながら、40代女性の目線で「どう選べばいいか」をお伝えします。
最初に知っておきたい2つのこと
比較表の前に、前提となる大事なポイントを2つだけお伝えします。
1つ目は、キャリアコンサルタント試験を受けるには、厚生労働大臣が認定する養成講習の修了が必要だということです(実務経験3年以上で受験する道もありますが、未経験から目指す場合は講習修了が現実的なルートです)。
2つ目は、「専門実践教育訓練給付金」を使うと、受講料の最大80%が戻ってくるということです。この制度を使えるかどうかで実質負担が大きく変わるので、詳しくは後半で説明します。
主要8社の比較表【2026年版】
主要な養成講座の受講料と特徴を一覧にしました。
| スクール | 受講料(税込) | 学び方 | 特徴 |
|---|---|---|---|
| 資格の大原 | 294,000円 | 通学/Web通信 | 資格スクールの老舗。費用を抑えたい方に |
| 地域連携プラットフォーム | 297,000円 | 完全オンライン | オンライン完結。地方在住でも受講しやすい |
| ヒューマンアカデミー | 322,300円〜 | 通学/オンライン | 合格率87%台(自社調べ)と高水準。校舎数が多い |
| LEC東京リーガルマインド | 330,000円 | 通学/オンライン | 割引制度が充実。資格試験指導の実績が長い |
| パソナ(パソナ生涯キャリア支援協会) | 385,000円 | 完全オンライン | 養成講習+試験対策までフルオンラインで完結。給付金対象で実質7.7万円〜 |
| 日本マンパワー | 396,000円 | 通信+スクーリング | 業界最古参。CDA資格も同時に目指せる |
| GCDF-Japan | 396,000円 | 通学/オンライン | 合格率88%(自社調べ)。国際的なキャリア資格と両立可 |
| リカレント | 437,800円 | 通学/オンライン | 合格者数の実績を強みにする大手。夜間クラスあり |
※受講料・合格率は2026年7月時点の各社公表情報をもとにしています。キャンペーンやコース改定で変わることがあるため、最新の金額は必ず各公式サイトでご確認ください。なお合格率は各社が独自基準で算出したもので、単純な比較はできません。
タイプ別・こんな人にはこの講座
「自分はどのタイプだろう?」と迷ったら、下の早見表を目安にしてみてください。
| こんな人におすすめ | 候補になる講座 |
|---|---|
| 費用をできるだけ抑えたい | 資格の大原、地域連携プラットフォーム(29万円台) |
| 家事・仕事と両立したい/近くに校舎がない | パソナ、地域連携プラットフォーム(完全オンライン)、ヒューマンアカデミー・リカレント(オンラインクラスあり) |
| 教室で仲間と学びたい | 日本マンパワー、リカレント、ヒューマンアカデミー(通学クラスあり) |
| 合格実績を重視したい | 各社とも高い合格率を公表していますが、算出基準が異なり単純比較はできません。説明会などで前提を確認しましょう |
私自身は通学タイプを選びましたが、同じ目標を持つクラスメイトの存在が勉強を続ける支えになりました。実技(ロールプレイ)の練習相手ができるのも通学の大きなメリットです。なお合格率は試験の回によって変動するので、あくまで目安として見てくださいね。
受講料の最大80%が戻る「専門実践教育訓練給付金」
キャリアコンサルタント養成講習の多くは、専門実践教育訓練給付金の対象です。条件を満たすと、次のように受講料が戻ってきます。
- 講習を修了すると:受講料の50%
- 資格を取得して就業につながると:+20%
- 賃金が受講前より5%以上上がると:+10%(2024年10月からの拡充)
合計で最大80%。たとえば受講料33万円の講座なら、実質負担が6万円台まで下がる計算です。
注意点は、受講開始前にハローワークでの手続きが必要なことです。期限や必要書類があるので、講座を決めたらまずお住まいの地域のハローワークに問い合わせてみてください。雇用保険の加入期間などの条件もここで確認できます。
「40万円は高い」と感じて諦めかけていた方も、給付金を前提に考えると景色が変わるはずです。
私がスクールを選んだときにやったこと
私自身は、資料請求と無料説明会への参加を経てスクールを決めました。
パンフレットだけでは分からなかった教室の雰囲気や講師の話し方が、説明会に行くと具体的にイメージできるようになります。詳しくはスクール選びの体験談にまとめていますが、「複数の説明会に参加して比べる」ことが、後悔しない選び方の一番の近道だと感じています。
説明会はどこも無料で、参加したからといって入学を強く勧められることもありませんでした。
まとめ:まず2〜3社の資料請求から始めてみる
養成講座選びのポイントを整理します。
- 受講料は約29万〜44万円。ただし給付金で最大80%戻る
- 「費用」「学び方(通学かオンラインか)」「サポート」のどれを優先するかで選ぶ
- 迷ったら資料請求と無料説明会で比べてから決める
各スクールの詳細は、上の比較表のスクール名(リンク)から公式サイトで確認できます。
資格取得後の働き方や収入についてはこちらの記事で、試験勉強の進め方は学科試験の勉強法で詳しく書いています。あわせて参考にしてください。
「今日が人生で一番若い日」とはよく言ったもので、資格の勉強も、思い立った今が一番の始めどきです。まずは気になる2〜3社の資料請求から、小さく一歩を踏み出してみてください。



